2003-06-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 金余りの中の資金不足 新日銀総裁への期待 新日銀総裁の選定に当たってはデフレ脱却が出来る人が求められた。デフレ脱却に向けて政策転換が図られた感がある。しかし、政策転換の明確なサインを出さずに行っているためにムードだけに終わっている。大幅な財政 […]
2003-05-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 個人国債 個人国債 政府が個人国債の発行を始めた。第二回目の国債は初回の1割の申し込みしかなく500億円が売れ残ったそうだ。 これまで国債は金融機関や機関投資家が主たる購入者であったが入札割れを起こすなど機関投資家等だけでは消化し […]
2003-04-01 / 最終更新日時 : 2018-05-04 lrm 会長 再び時価会計③ 株価8000円割れ 3月8日、日経平均が8144円12銭とバブル後最安値(2002/11/14、8303円39銭)を更新し、3月11日には瞬間7862円43銭と8000円を大きく割り込み昭和58年3月以来の水準に下落した […]
2003-01-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 小田原評定 21世紀初頭は大転換の時代 2002年1月1日に「新しい光を求めて」というタイトルで書いたが、株価が8300円台、地価も下げ止まらず諸々の統計も戦後の記録を更新して暮れた。 2001年には新しい台風が新たに生まれた。小渕 […]
2002-12-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 方向違いの外形標準課税② 外形標準課税の導入 政府は来年から地方財政の減収を補う目的で都道府県民税を赤字企業にも課税するため所得以外の企業規模(B/Sでは資本金、P/Lでは付加価値)を基準に課税する外形標準課税を導入しようとしている。 外形標準課 […]
2002-11-01 / 最終更新日時 : 2018-05-08 lrm 会長 金融システム危機の本質を見失った?政府・日銀 金融システム危機の本質 金融システムの危機が言われてから久しいが、今度、株価の下落を受けて銀行が保有する個別企業の株式を買い上げて金融緩和を一層進めるという。 金融システムの危機はマネーが不足していることではない。金融機 […]
2002-10-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 ペイオフはいつ起きてもおかしくない? ペイオフの可能性 ペイオフの解禁を巡って政府の方針が迷走しはじめた。ペイオフはいつ起きてもおかしくはない、木村剛氏はいう。同氏の著書「粉飾答弁(下)木村剛P.25-26」からそのまま転載する。 ――エンロン破綻で露呈した […]
2002-05-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 資産デフレから賃金デフレへ 資産デフレ加速 昨年暮れ以来2―3月危機説が流されていたが、空売り規制などのPKOにより3月末は株価11000円台を回復して金融機関はじめ企業は初めての時価会計による決算を迎えてほっと一息ついたところである。しかし、グラ […]
2001-05-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 地域通貨・・・不況下の地域振興策の切り札になるか 地域通貨とは 日本で地域通貨が注目されたのは、NHKで1999年5月4日に放送された「エンデの遺言―根源からお金を問う」(同名の著書・著者:河邑厚徳+グループ現代・出版:NHK出版)からではないかと思います。 1830年 […]
2000-01-01 / 最終更新日時 : 2018-05-08 lrm 会長 2000年の経済はどうなるか いま、景気は「台風の目の中」にある 台風の嵐:平成9年の金融システムの崩壊とその対応 いまはバブル崩壊後100兆円を超える公的資金の投入にもかかわらず10年にわたる長期不況の中にあります。平成9年には為替の自由化、生命保 […]