直観力

倫理経営やぶにらみ

「年寄りの冷や水 第14回」

いろいろ思い悩んでいると き、議論伯仲して甲乙つけがたいとき、想定外のアクシデントが起きたとき、経営者はそれでも意思決定をしていかなければならない。明確な理由を説明できなくても仮の結論を出して経営をしていかなければならないのである。

話は飛ぶが日本海海戦でバルチック艦隊を撃破した東郷元帥はこの一瞬のために研鑽を積むんで来たのだといった。

アンドリュー・カーネギーは第六感を磨くために歴史上の人物を自分の想像上の相談役に任命して、いろいろな課題に対して、歴史上の人物たちは自分がいま直面している課題に対してどのように答えるだろうか、自問自答して第六感を磨いたという。

「直観力」は匠の技や芸術家の感性のような五感に働きかけて磨きかける「直感力」とは違い、ひらめきである。

エジソンが何百回、何千回の実験を自分の正しさを信じながら繰り返しくりかえし行って、ある瞬間に神の啓示のように  フィラメントを発見した。

自分の経験でも、突きつけられた課題に真剣に取り組むとき、 ひらめきのように回答が得られたことがある。

この直観力を皆さんはどのようにして磨いておられるのだろうか。アンドリュー・カーネギーや東郷元帥のように直観力を磨くために意識的に努力しておられる方もおられるでしょうが、「即断即行」を日常生活の中で身に付けようとしているのが倫理法人会です。

小川 湧三

 


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