習慣

倫理経営やぶにらみ

「年寄りの冷や水 第13回」

スキーワールドカップの高梨沙羅選手、葛西紀明選手は今期は思わしくない成績だったようだ。葛西選手はレジェンドと呼ばれるベテラン選手であり、一方高梨選手は若者の代表として希望の星でもある。

高梨選手のようにジャンプの踏切りの0・何秒の世界を正確に踏み切るのはどんなに練習を重ねていても至難の業である。練習に練習を重ねて体が無意識に反応するまで練習を積み重ねた結果に違いはない。

しかも、人間の体は絶えず成長し、時期が来れば衰える。人間の体は 60 兆個の細胞からな り、3カ月で全部入れ替わっているという。今日の体は3カ月前の体と全部入れ替わった体だそうだ。

だから、知識だけではなく、自然に行動できるようにするには繰り返し繰り返し練習し、生活習慣になるまで、あるいは、体が自然に反応できるまで訓練しなければならない。

私事だが、習慣というのはちょっとしたことで影響を受けるものだということを痛感している。心身ともに一番充実していたな、と感じる時期があった。

しかし、その後一寸した生活習慣の変化で、急速に落ち込んだ。今は持ち直して相当回復してきているが、ふり返ると一寸した食習慣や生活環境の変化、生活目標の変化などが微妙に影響しているようだ。

倫理法人会のモーニングセミナーは私にとっては自分の生活習慣を見詰直す道場のようなものである。

小川 湧三

 


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