2001-11-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 大衆は賢い プロローグ 先日日本FP学界があり、その中で「わが国の家計の資産選択行動」に関して報告があり、特徴として預貯金の構成比が欧米と大きく異なっている旨の報告があった(平成13年「家計の金融資産に関する世論調査」金融広報中央委 […]
2001-10-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 街の「老舗」が潰される 街の「老舗」が潰される このショッキングなタイトルは堺屋太一氏が文芸春秋2001年10月号に寄稿したタイトルです。 不良債権処理をめぐって金融機関が本来の業務の一つである「信用創造(貸し出し)機能」を失ったために、街の「 […]
2001-09-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 株式制度の改正と中小企業 株式の無額面化と自己株式取得の解禁 今年商法が改正されて10月から自己株式の取得の解禁とあわせて株式の無額面化が行なわれることになった。商法はこの10数年最低資本金制度への移行に始まり会社の分割、合併統合の手段としての株 […]
2001-08-01 / 最終更新日時 : 2018-05-04 lrm 会長 収益還元法について② 収益還元法への転換 7月6日の新聞によれば不動産鑑定士が土地や建物の価格を算定する際の基準を11年ぶりに見直し、来年度から商業用不動産などを対象に収益還元法による評価方式に転換する、と報じている。 すなわち土地と建物と一 […]
2001-07-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 確定拠出年金 自分の年金を自分で作る 確定拠出年金法が成立しました。年金は今まで政府や企業に任せておけば、定年やしかるべき時期に給付される金額が保証されていました。 しかし、10年以上にわたる不況や低金利時代のなかで、年金を扱う生命保 […]
2001-05-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 地域通貨・・・不況下の地域振興策の切り札になるか 地域通貨とは 日本で地域通貨が注目されたのは、NHKで1999年5月4日に放送された「エンデの遺言―根源からお金を問う」(同名の著書・著者:河邑厚徳+グループ現代・出版:NHK出版)からではないかと思います。 1830年 […]
2001-03-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 時価会計 会計原則の大転換 時価会計の導入は企業会計原則におけるB/S(貸借対照表)の役割の転換である。B/Sはゴーイングコンサーンを前提とした原価の現在と未来への配分機能から企業の清算やM&Aを前提とした企業の現在価値を表示する […]
2001-02-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 税制改正に望む 税の源泉は所得である 財政再建のかけ声のもといろいろな増税案が珍案、迷案も含めて200以上も出ているとのことである。外形標準課税もその一つである。先般神奈川県の財政再建の説明を受けた。一言で言えば支出を今まで通りの見積で […]
2001-01-01 / 最終更新日時 : 2018-05-10 lrm 会長 21世紀の幕開けは敗戦後の混乱期と同じか? 21世紀の幕開けはペイオフ 21世紀は4月に始まるペイオフで幕を開ける。昨年は今まででは考えられなかった都市銀行の大同合併が行われ、その影響が今年から現れ始めます。地方分権法が成立し地方自治体の新たな財源探しが始まり、年 […]
2000-12-01 / 最終更新日時 : 2018-05-08 lrm 会長 揺れ動く有価証券税制 有価証券税制 証券ビッグバンによる証券行政の自由化に伴い決定された有価証券譲渡所得課税制度が揺れ動いている。 いわゆる申告分離課税制度と源泉分離課税制度が併存している現在の制度を、平成12年4月から申告分離課税制度に一元 […]