海外通信NO.64 各国の給付金事情

給付金

新型コロナウイルスの感染拡大を防止のため世界中でロックダウン(都市封鎖)が敷かれましたが多くの国で封鎖措置の影響を受けている人を対象に支援策が用意されています。

今回は、各国の経済支援を比較してみます。

【個人向けプログラム】

★日本:住民基本台帳に記載されている全ての人を対象に、1人あたり10万円

★香港:成人1人あたりに、1万香港ドル(約13万7,000円)

★韓国:所得が低い方から7割の世帯に対し、100万ウォン(約8万7,000円)の商品券や電子マネーを送付

★アメリカ:年収9万9,000ドル(約1,050万円)以下のすべての米市民(全世帯の約9割と推定)に対し、成人1人あたり最大1,200ドル(約12万7,000円)

★カナダ:新型ウイルスのパンデミック(世界的流行)で収入が途絶えた人に対し、月々2,000カナダドル(約15万2,000円)を最長4カ月間

【雇用支援プログラム】

★日本:休業手当の雇用調整金として上限日額1万5,000円

★香港:給与支払いの半額を補助。1人あたりの上限月額9千香港ドル(約12万6,000円)

★アメリカ:州・市により対応は様々。企業側が従業員数を維持し、2カ月以内にその大半を賃金の支払いにあてれば返済不要等

★イギリス:最低3カ月間、一時帰休になった労働者の賃金の80%を、1人あたり上限月額2,500ポンド(約32万9,000円)支給

★カナダ:賃金の75%を最大3カ月間補助

IMFリサーチペーパー調べによると4/8現在で経済対策全体の対GDP比が最も大きいのはドイツとイタリアで、ともに34%、日本は20.4%(108兆円)で3位。

過大評価されているという意見もありますが、大規模であることには変わりなく、給付金申請方法が分かりづらい・対応や支給が遅い等の問題はあるものの、国以外にも各自治体や「ひとり親世帯給付金」「妊婦へのマスクの配布」など支援の幅は広く、恵まれていると感じます。

また、政府が運営している「首相官邸」のHPでは、「新型コロナ感染対策情報」として暮らしや仕事、医療や生活に役立つ情報がまとめられているので参考にしてください。

【新型コロナ感染対策情報】https://www.kantei.go.jp/jp/pages/coronavirus_index.html

 

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