領収書・請求書は、紙で保存からスキャナ保存へ

《スキャナ保存とは》

スキャナ保存とは、領収書や請求書、またはその写しについてスキャナで読み取り電子保存することです。

電子帳簿保存法の要件緩和により、金額上限(3万円)が撤廃になり、決算関係書類を除く契約書、領収書が電子化できるようになりました。また、原本の破棄が可能になったので紙での保存が不要になりました。(スキャナ保存には税務署への申請を出し、承認を受けることが必要です。)

《スキャナ保存のメリット》

紙の保存クラウド会計ソフトなどを活用すれば該当する書類を離れた場所にいても管理できます。それにより、書類の受け渡しの時間的制約や紛失するリスクが減ります。

そして、書類をスキャナ保存することにより、仕訳とそれに該当する証憑類を探す手間がなく、すぐに確認ができます。

さらに、紙の書類の保存がなくなるので、ペーパーレス化ができ保存スペースを減らすことができます。

《スキャナ保存の必要性》

スキャナ保存

今後、消費税の軽減税率導入や、消費税のインボイス方式が導入されたりすることで取引データは電子でないと作業が煩雑になり管理が難しくなることが考えられます。

スキャナ保存は作業の正確性と効率化が図れるだけでなく、天災等の有事の際に、紙の資料が無くなってしまってもいつでもデータを参照することができるのです。スキャナ保存は馴染みがなく手が出しにくいと思いますが今後のために検討の価値有りです。

 


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