「知識より…」

社長 小川泰延確定申告も終わり4月の新年度を迎えます。

限られた期間に業務が集中する確定申告業務をどう乗り切るかは私たちにとって長年の課題です。

毎年プロジェクトチームが前年の反省を踏まえて計画を立てて少しずつ改善をしていますが、今年は改善の効果がはっきり表れた年になりました。

例年終盤に業務が集中するカーブを描いていた進捗の曲線が緩やかになり直線に近くなりました。

要因はいくつかありますが、スタッフやチームが期間中の進捗目標に向かって今までしなかった工夫をした結果です。

どんな工夫をしたか話を聞いてみると、資料をお預かりするお客さまの順番を変えたりという実に簡単なことだったりするのです。

いくつか聞いた工夫に共通するのは、
「まとめてやらないで少しでもいいから流れるようにする」ということです。

それが仕事の「早さ」を生むことになったのです。

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今年も4月を迎え、LR小川会計グループにも新入社員が入ってきました。

私は、何号か前(※2015年12月号)の記事にも書きましたが、彼らには「仕事の『速い』人」ではなくて「仕事の『早い』人」=「デキる奴」になってもらいたいのです。

業務の知識・技能を身につける以上に、すべての仕事に共通する基本的な(そして最も大切な)スキルとして、仕事を早くするためのタイムマネジメントを身につけることが大切だと私は思います。

知識・技能は「数」をこなせば自ずと蓄積されて身についてくるものです。

いわゆる経験値というやつです。

そして「数」をこなすためには仕事を「早く」するタイムマネジメントが欠かせないのです。

このスキルを備えている人は、備えていない人に比べて、知識・技能の深化がどんどん進むはずです。

また、新しい領域にチャレンジする場合でも、習得までの時間は短くて済むはずです。

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今度の新入社員研修では、こんなことを意識した新しいカリキュラムをやってみようと思っています。

 

株式会社LR小川会計
代表取締役 小川 泰延

 


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