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倫理経営やぶにらみ 年寄りの冷や水 第12回
イチロー選手が200本安打の記録を更新していたころ、イチロー選手は毎日の生活スタイルを毎日のトレーニングや食事も含めて、定時、定型を貫いていたという。
テニスの錦織圭選手が昨年大ブレイクした。今までランキング 10 位の壁がなかなか抜けなかったのが昨年は次々と自己ベストを更新し、大会での優勝も何度か果たした。今のマイケル・チャンコーチとの出会いから、基本練習からやり直し、微妙に変わっている体の変化に合わせて矯正したという。
イチロー選手にしろ、錦織圭選手にしろ、生活習慣まで落とし込んだ体作り、意識作りをしていることが良く解かる話である。
倫理法人会では毎年、新年になると実践目標を掲げ発表する。
①家庭での実践目標
②職場での実践目標
③所属団体での実践目標である。
目標は大きなことでも良いし、身の周りの小さなことでも良い。新年に実践目標を掲げて発表し、併せて前年の実践の結果も発表する。
小さなことを生活習慣になるまで続け、意識せずに行動が自然にできるまで続ける。習慣になったら、また新たな挑戦目標を掲げて実践し、意識せずとも体が動くようになるまで続ける。
職場でも同じで、小さな目標を継続して続け、社員や職場に定着していることが大切なのである。その一つ一つの積み重ねが職場を変え、明るい社風を醸成していくのである。
小川 湧三
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