２０１０年を迎えて
２００９年は前年のリーマンショックを引き金とする、急速な景気悪化の波をどう乗り切ろうかと、皆が必死になっていた１年だったと思います。
オイルショックやバブル崩壊といった過去の不況と比較して、減退のカーブは急激なものでした。また、自民党から民主党への「政権交代」も起こって、２０１０年もまだまだ先行きの見通しが立たないというのが正直なところです。
私自身は、２００９年は色々ななことに追われて過ごしてしまったという思いがあります。
もちろん周りの状況によって起こったことに対処していくことも必要ですが、予想できるリスクは想定して対処法を準備しておき、予想できないリスクについては、事が起こったときに対処する時間等のバッファを確保しておくことが必要なのだと思います。
そのためには、常に先のことを考えながらやるべきことを後回しにせずに片づけていくことが大切になります。結局はこれができていなかったから追われて過ごしてしまったというところです。
２０１０年は、常に自分を一歩先に進んでいるという状態においておけるよう、何事にも向かっていこうと思います。（昨年の年初の記事で書いた40年カレンダーももう一度日付を入れ直してスタートです。）
そして、ＬＲグループとしては「お客さまが何を必要としているのか」、「何を望まれているのか」、「我々はそれにどう応えていけるのか」を常に考え、常にお客さまのニーズに沿ったサービスをご提供できるように一層の努力をしていきます。
昨年来のテーマとしてお話している「事業承継」や、このような経済状況の中での資金繰りや経営改善のサポートなど税務・会計にとどまらないお客さまの悩み・問題を、私たちの力が足りないところは他の専門家の協力を得ながら、お客さまと一緒に解消・解決していきます。
２０１０年もどうかよろしくお願いいたします。
株式会社ＬＲ小川会計 代表取締役社長 小川 泰延
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