家計の見直し その2 年間の収支を把握しよう!

【はじめに・・・ 】

アナタは家計簿をつけていますか?

今年こそはしっかりつけて節約しようという人も多いのでは?

年間の収支を把握する事は、日々の家計だけでなく、これからの将来の家計を支える為にも重要です。

家計簿をつける事に満足するのではなく、ポイントを絞って気負わず節約&貯蓄体質を作りましょう。

【家計管理に必要な項目】

家計管理に必要な項目は以下の通りです。 将来のお金の動きを予測する「キャッシュフロー表」を作る際に役立ちます。

〔収 入〕

1. 定期的な収入:給与・年金・様々な手当てなど
2.一時的な収入:保険の祝い金など

〔貯 蓄〕

⑴ 流動性資産:現金・預金などすぐ使える資産
⑵ 確実性資産:定期預金・国債・財形貯蓄など
⑶ 投資用資産:株式・投資信託・外貨預金など

〔支 出〕

① 住宅費・ローン返済: (住宅関連の税金も)
② 保険料:
③ 子ども関連費:学費・学習塾・習い事・おこづかいなど
④ 貯蓄:毎月積立分など
⑤ その他:旅行費用・車検費用など
⑥ 生活費:収入から①~⑥の項目分を除いたすべて
〔光熱費・通信費・食費・消耗品・被服・クリーニング・娯楽費など〕

ここでポイントになってくるのは、やはり生活費です。

実際の生活費は、〔年収〕-〔年間貯蓄額〕-〔①~⑤を除く支出〕=生活費となり、使途不明金が多ければ多いほど月々の生活費とは大きな差が出るかもしれません。

外食が多い家庭は食費ではなく娯楽費に入れるなど、各家庭で分類しましょう。無駄が多そう・・・と思う項目のみ重点的にチェックすれば、節約のポイントが見つかるはずです!

【家計管理の鉄則!まずは貯蓄分を確保!】

家計管理の鉄則!! お給料が出たら、まず貯蓄分を確保しましょう。金額は少なくてもOKです。仕組みを作ってしまえば、余裕が出てきたら増やすのは難しくありません。

・貯蓄用の別口座に一定額を振り替えるようにする。
・目的別の引落口座に、必要額より少し多めに入金する。

すぐに遣う予定がなければ、まとまったらより有利な金融商品で運用するとよいでしょう。

【効果的な家計管理法】

〇自動引落しを活用し、通帳でお金の流れを確認できるようにしよう。

住宅ローンの返済・光熱費・積立預金などは、固定支出としてできるだけ給与天引きや銀行引落としを利用しましょう。カードの支払いなども限度額を決めて上手に利用すれば、通帳で確認できますね。

〇自動引落できない分は、項目ごとに袋分けにし、管理しよう。

最近流行の「袋分け」
・週毎に分ける ・目的別に分ける など方法は各家庭の使い方に合わせて。

予備費を用意するのがポイント。1ヶ月を常に5週間として予算を配分する「5週間管理法」もおススメ。

【家計管理に役立つサイト】

日本経済新聞2009.3.21版より抜粋

インターネット上にある家計簿サイトを利用するのも一つです。

◇web家計簿 :http://kakeibo.neut.co.jp/
◇Lococom    : http://www.lococom.jp/
◇無料のWeb携帯家計簿:http://mobile-kakeibo.sakura.ne.jp/
◇家計管理診断チェック  :http://www.kakei-shindan.jp/

【まとめ】

共働き・専業主婦世帯問わず、収入があってもお金が貯まらないケースもあります。収入が多い分支出も多い・夫婦のお財布の中身が非公開、などの原因が考えられます。

旅行費用・子どもの塾代の捻出など身近な目的に加え、住宅購入・教育費・老後資金など将来の目的を見据え、夫婦や家族みんなで話し合いましょう。情報を共有・協力し、単に節約するのではなく、家族で夢を実現させてください。

 


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