MG研修会 本当に儲かっている会社は経営の基本を忠実に守っている

MG研修会 本当に儲かっている会社は経営の基本を忠実に守っている

平成18年度4回目のMG研修会が1月11・12日に開催された。今回は西先生からご紹介いただいた、有限会社西野代表取締役梅原正一様に、ゲストとしてご参加いただいた。

参加者のうち9名がMGは初めて体験するという少々動きの重いMGであった。また女性が4名(2日目は5名)と少なかったのも、当社にとっては珍しいことだ。

さて今回はゲストの梅原正一様の自社の紹介、MGとの出会い、実務上のマイツールの活用方法が圧巻であった。養鶏、肉牛生産、乳牛飼育等の畜産業は昔から国内のみならず海外生産者と熾烈な競争を展開している難しい産業である。

鶏卵は物価の優等生といわれている。その裏には養鶏業者の技術革新と絶え間ない地道な努力が隠されている。そのことが今回のお話で手に取るように理解することができた。

さらに販売面ではローP(低価格)、ハイQ(大量販売)を追求する業界の傾向を意識して経営せざるを得ない現状は、MG精神を遺憾なく発揮することになろう。生産の合理化と、顧客ニーズを研究しハイP(高価格)を追及する姿勢はMG精神の実現そのものである。

ハイPの追求は知恵を絞り尽さなければ実現できない。ハイPを実現している業種はたくさんある。同じ会社内でもハイPを実現している社員が存在する。これが知恵比べというものである。そのハイPをこの業界でしっかりと実現している。

これまで板東社長をはじめ、現場の経営者が実行してこられたことは、MGの基本ルールを忠実に繰返すこと、驚くべき期数を継続していることである。1回の参加料は決して安いとはいえないにもかかわらず、100期、200期と参加するのは並大抵のことではできない。しかし現場経営者の経営感度は、ますます磨きがかかる。

No96_10435973MGで儲けている社長(西先生の表現を借りれば)は皆さん優秀である。優秀な経営者だからMG精神を活用するのである。MG精神は経営の基本を集大成したものである。それをMGにコンパクトにまとめ、10回(50期)20回(100期)と繰返すことで次第に経営者の基本を身につけていただこうというわけである。

世の中にMGをご存じない優秀な経営者はたくさんおられる。著名な経営者の著書や手記を拝見すると、MG精神の実践者そのものであることがよくある。MGに参加してこのことを確認することをお勧めする。

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