中小企業の成長とＭ＆Ａ
身近な事例から
Ｍ＆Ａ（エム・アンド・エー）とは企業を買収したり合併をすることを言います。Ｍ＆Ａは会社の「乗っ取り」とか、大企業が行うことで中小企業には関係のないことだと考える方が多いと思います。お客様の中にはこの不景気にそんなことは関係がないと言われる方もあるかもしれません。
しかし、既に当事務所のお客さまの中でも私たちがお手伝いして会社の成長を早めるために関連する企業を買収したり、後継者がいないために利益が出ているうちに会社を売却し、その買収した会社の営業担当役員として活躍している方もいます。
このようにＭ＆Ａも身近に起こっています。また、お客さまの中にも最初から上場を目指して起業をされる方も出てきています。
風は追い風…Ｍ＆Ａは成長の時を稼ぐ
企業を売り買いする、というと抵抗を感じる方も多いと思います。しかし、「生業から企業へ」の道を選択したら企業の上場を目指すことは起業する人々の夢でしょう。この上場すると言うことは、実は、企業を売買することそのものなのです。
「企業と経営の分離」をすること、自分は資本を維持しながら、経営は経営のプロに委ねる。あるいは逆に、経営のプロとして経営を預かる、このようなことが中小企業でも出来るようにな時代になってきました。
昨年、政府は臨時国会を「中小企業対策国会」と銘打ってベンチャー企業の育成策や税制による支援を打ち出しました。また、商法も新しい会社制度に適合すべく持株会社制度を認めるなど、企業の成長を促進するためのストック・オプション、株式移転、株式交換などを抜本的な改正を行っています。東京証券取引所の「マザーズ」や「Ｄ・Ｂｒａｉｎ証券」などではを設立２年めの会社でも上場できる市場として運用を始めました。
神奈川Ｍ＆Ａセンターについて
人生を賭けて築いてきた事業を人手に渡すことは忍びない、と考えるか、あるいは、自分の築いた事業が社会に出て行くと考えるか人さまざまだと思います。
しかし、私たちは企業の企業の成長を促進するため、あるいは、ハッピー・リタイアメントの一つの方法としてＭ＆Ａは有力な手段だと考えています。このような考えから私たちは㈱日本Ｍ＆Ａセンターの指導のもと「株式会社神奈川Ｍ＆Ａセンター」を設立しました。
事業を興し上場を目指そうと言う方、あるいは現在は順調だが後継者が見つからなくてお悩みの方のお役に立てれば幸いです。是非ご相談下さい。
（小川 湧三）
神奈川県川崎市で税理士をお探しなら
経営者のパートナーとして中小企業の皆さまをサポートします
