小川会計グループは保険や金融商品になぜ取り組むのか

相続対策を始めたとき

私がFP業務6分野のうち相続・事業承継対策や不動産の有効利用や財産管理法人を中心とするタックス・プランニングと取り組んだのは、昭和40年初頭から昭和50年代にかけてのアパートや農業所得から不動産所得に譲渡所得に変わり、相続税の申告が多く成りだしたときでした。

いつも確定申告で来られるお客さまの申告をお手伝いしているときに、「実行される前に相談していただけたらもっとよい提案ができたのに」と何度も何度も感じさせられたことからでした。

何か計画されるときは、是非、実行される前に相談を

このようなことから、お客さまに対して、事あるごとに「何か計画されるときは、実行される前に、是非、一度小川会計を思い出して、相談して下さい。最良のプランはご提案できないかも知れませんが、お客さまのお考えに加えて、一つでも何かよい提案が出きればプラスになります。」とお話ししてきました。

なぜ、税理士事務所が保険商品の購入や金融資産の運用の相談や代理店を扱うのか。

これからは、ライフプランを中心とした保険商品や金融資産運用の時代です。

低金利・ビッグバン、銀行・証券会社・保険会社の倒産、ペイオフの実施、年金破綻と日本版401k型確定拠出型年金の導入などさまざまな背景から保険商品の購入(保険は「入る」時代から「買う」時代になりました)や金融資産の運用に「自己責任」を求められる時代になりました。

私も含めお客さまや日本国民全員が、今までにない厳しい「自己責任の時代」に入ったのです。金融機関、証券会社、保険会社はかっての系列を問わず大同合併を目指して“大競争の時代”に入りました。もう既に多種多様な保険商品や金融商品の広告が新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどのマスメディアを通じて広告宣伝されています。これらの中から自分にあった商品を見つけることは至難の業と言わなければなりません。

私たちはお客さまの側にたった相談相手です。

私は16、7年前からFP(ファイナンシャル・プランニング)の業務は税理士の大事な仕事の一つであり「私の天職」と考えてきました。

FPにも企業系のFPとお客さまの相談相手としての独立系FPとがあります。企業系のFPは自社の商品を販売するために洗練された販売技術を身につけて、FPとして提案してきます。優れた提案も沢山ありますが、お客さまの一面だけを強調したもっともらしいものもあります。それらの提案書を鵜のみせずに、私たちに一度ご相談下さい。

私たちが保険商品や金融資産の運用相談を扱うのは、お客さまの側にたったよき相談相手になるためです。

投資を始めたいとき、企業FPから提案があったときは、是非、実行する前に「小川会計」ではご相談をお待ちしています。(基礎セミナーのご案内はp.6をご覧下さい)

(小川 湧三)

 

マネー学初級講座のご案内

株式投資で失敗している人(ピーターリンチ「すばらしき株式投資」p.128株式投資について知っておくべき初歩的な知識もなしに株を買って、損をしている人の多いこと、驚くほどです。それはいつも起こっています。生涯、投資についてはなんらの経験もなく、あるとき、突然のように退職金を受け取って、それを株式市場に注ぎ込むのです。配当と弁当の区別もつかないのに。アメリカでは、車の駐車方法や、交通規則の知らない人間に、高速道路を運転させるような危険なことは許していないでしょう。

だれも教えてくれないとしたら、自学自習という道をとればいいでしょう。紙上でいろいろの戦術を試みて見ることもできます。まず多くの種類の株式の動きを追ってみて、感覚を養うこともよいでしょう。仮装の投資で実験を試みる余裕が少なくとも暫くはあるでしょう。前途には何十年もあるからです。投資に向ける資金が出きる頃には、本物の投資が出きる準備が整っていることでしょう。

株式投資について(ピーターリンチ「すばらしき株式投資」p.114友人や親戚などのなかに、株などに手を出すな、と忠告してくれた人もいたと思います。「もし株を買えば、お金をドブに捨てるようなもの、株式市場はカジノに負けず劣らず信頼におけない場所だから」などといわれ、その証拠として、自分が損をした経験を持ち出されたかも知れませんね。しかし、いろいろなデータは彼らの言い分を否定する実績を示してきています。仮に株式がギャンブルだとしたら、何十年にわたってあれだけの成果を上げてきたのはなぜか?とうことです。

投資家のなかに株で損をし続けている者がいるとすれば、それは株式の罪ではありません。株式一般は時とともに価値を上げます。損をし続けるというのはその99%が、しっかりした投資行動をしていないことが原因です。高値で買っている株を、いつか必ずやってくる暴落時に、辛抱しきれなかったり、パニックに陥ったりして、安値で売ってしまうからです。

株式投資の学習について(ピーターリンチ「すばらしき株式投資」p.113株式投資を始めるにあたって百万長者である必要はありません。それどころか、数千ドルの所持金でさえなくてもよいのです。たとえ投資するお金をまったく持たないときても、例えば失業したときだとか、若年で就職できないときとか、大口の支払を済ませたばかりとか、とにかく一文無しの時でさえ、株の銘柄選びのゲームくらいはすることはできるでしょう。これはまた、リスクなしで、株式投資のよい訓練の機会を与えてくれます。

パイロットになるための訓練を受ける人は、シミュレーター装置によって、数々の失敗をしながら、航空機を実際に落とすことなく操縦法を学びます。それと同じように、あなた自身の投資シミュレーターを作れば、お金を失うことなに、失敗を通じて投資法を習得できるでしょう。多くの投資家はそれをせずに、現実に損を重ねながら修業をしてきたのです。

講座内容 株式と投資信託の基礎 (初級講座)

(いつからでも受け付けています:保険の基礎講座も入ることがあります)

開催日時   毎月 第三金曜日   午後6:00-8:45

       (開催日は休祭日等により変更することがあります)

講  師   CFP:AFP (ファイナンシャル・プランナー)

開催場所   LRビル 8F セミナールーム(高津区久本3-3-14)会  費   一回3000円

 


神奈川県川崎市で税理士をお探しなら

LR小川会計グループ

経営者のパートナーとして中小企業の皆さまをサポートします


お問い合わせ