ほっと！ブレイクタイム
第2回 私のおすすめ「県庁めぐり」
数年前、新聞で「県庁所在地を定点観測するとおもしろい」というコラムを読みました。
息子が就職し静岡県に赴任したこともあり神奈川・東京以外の地域ってどんなところなんだろうと思っていましたので、それ以来、旅行のルートにその地方の県庁を追加しています。これが名所巡りとはちがった趣がありました。
これからちょっとだけご紹介しますのでお付き合いくださいね。
〈神奈川県庁〉
まずはわれらが神奈川県の県庁本庁舎。
「キングの塔」の愛称で親しまれています。
昭和3年に建てられ戦争等をくぐり抜けてきた重鎮。横浜港のすぐ側なのに潮風劣化は全く感じられず堂々の佇まいです。まずは守衛さんに軽く会釈して6F屋上展望台へ。
ほかの県庁の展望エリアは最上階にあることが多いのですが、こちらは屋上なので遮るものが何もありません。海からの風がとても気持ちよく、眺めも抜群。この日は横浜港に大型旅客船が寄港していてカメラが趣味の方も来ていました。
そして県庁のそばには赤レンガ倉庫やみなとみらいの夜景も楽しめるスポットがあります。
私は20年ぶりにこのあたりに来ましたが、センスの良さにさらに磨きがかかっていてびっくり。帰りに赤レンガ倉庫で飲んだビールも絶品でした。
〈静岡県庁〉
次は駿府城公園のお隣にある静岡県庁です。静岡市の真ん中にある区は中区でも中央区でもなく「葵区」なのです。
まわりの地名も「鷹匠」「金座町」「伝馬町」など徳川さまのお膝元を感じさせる地名があります。本館は昭和12年に完成しました。こちらも歴史を感じさせる建物です。
静岡県庁の展望室は別館の21階にありお天気がよければ駿河湾と富士山が見渡せるそうなのですが、この日は雨だったので残念。その代わりに県民ラウンジで静岡茶を3杯ごちそうになりました。そのラウンジで見つけたポスターがこちら。
「ふじのくにでは喜寿まで働き盛り」「76歳まで壮年」「45歳まで青年」
やはり緑茶がよく飲まれているからでしょうか。静岡県は全国トップクラスの健康長寿県だそうですよ。さすがですね。
私もこのポスターではまだまだ壮年。がんばります。
ほっと！ブレイクタイム
LR小川会計グループ社員が、“私の一押し”として趣味や体験談、ちょっとしたお役立ち情報を、インタビュー形式や文章形式等、形にとらわれず不定期にゆる〜く「ほっとタイムス」に投稿していきます。
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