iDeCo@法改正

積み立てた掛け金を投資信託などで私的に運用する個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」の加入期間が延長になりました。現状は60歳未満ですが22年5月からは65歳まで加入できることになります。

イデコとは自分で作る年金制度のことで、加入者が毎月一定の金額を積み立て、定期預金・投資信託といった金融商品で自ら運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取る制度です。

以下にメリット・デメリットをご紹介します。

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【イデコ加入のメリット】

❶ 掛金が全額所得控除になる

イデコで積み立てた掛金は全額が所得控除となり、仮に毎月の掛金が2万円の場合、所得税(10%)とすると、年間で所得税と住民税で4万8千円が軽減されます。

❷ 運用益が非課税扱い

イデコでは定期預金の利子や投資信託での運用益にも税金はかかりません。

❸ 受取時の優遇

イデコは60~70歳の範囲で受取開始時期が選べます。受け取り開始を一カ月遅らせるごとに支給額は増額されるので受給を65歳から70歳に5年繰り下げると受給額が42%増えることになります。

【イデコ加入のデメリット】

❶ 60歳まで運用中の資産を引出せない

❷ 加入時と月々の管理手数料がかかる

ネット証券で月々200円程度

❸ 運用商品を自分で選ばなくてはならない

自己責任での投資ですので運用益がマイナスになる場合もあります。

私もイデコを始めて4年経ちましたが長期分散投資のため最近の株価低迷においても損益はプラスを維持しています。また所得控除になるので年末調整の時は還付金がより大きくなりうれしいです。イデコ公式サイトも「マンガ・アニメでわかるイデコ」など充実していますのでぜひご覧になって下さい。

《出典》iDeCo公式サイト他

 

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