「人材活用」のヒント

社長今後少子高齢化は一層進み、(時々の波はあるにせよ)人材(「人財」)の獲得は益々難しくなってくるでしょう。

中小企業(特に小規模・零細企業)にとって人材獲得はこれからの大きなテーマです。

おそらく今までのような知識・技能を持った人材は簡単には得られないと考えておいた方がいいと思います。

では、どうしていったらいいのか、私は2つの視点で考えることで選択肢が広がるのではないかと思います。

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一つは少し前にお話しした、「大きな塊を小さく分解する」という視点です。

ある仕事を大きな塊で捉えると、その中に一部でも「〇〇でなければ」できないという部分があると、全体が「〇〇でなければ」できない仕事になります。

では、その大きな塊を(例えば、工程毎に)小さく分解してみましょう。

そうすると、「〇〇でなければ」できないのは、大きな塊の中のほんの一部分で、その他の部分は「△△でもいい」ものになるのです。

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もう一つは、生産の4要素(4M)の視点です。

この4Mというのは、製品は、4つのM(Man:人、Machine:道具、Material:材料、Method:方法)によってできるというものです。

これは元々、製造業における概念ですが、私は全ての製品・サービスに当てはまると思っています。

製品・サービスを提供するには、4つのMが必要なのですが、実は4つのMは相互に影響し合うのです。

例えば、道具(Machine)が変われば、材料(Material)が今までとは違うものになるでしょうし、人(Man)に要求されるスキルも変わるでしょうし、当然やり方(Method)だって変わってきます。

未経験者でもやり方(Method)や道具(Machine)を見直すことで戦力になりませんか?(Machineを変えるには投資が伴うのでMethodを見直すことがポイントだと思っていますが)

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どうでしょう?

2つの視点を組み合わせると選択肢がかなり広がってきませんか?

 

株式会社LR小川会計
代表取締役 小川 泰延

 


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