「望年会」のすすめ

今年も残すところ後1ヶ月、忘年会シーズンが到来しました。

今年は例年にも増して厳しい出来事があった年でした。まず3月11日の大震災とそれに続く福島原発事故。海外に目を向ければ欧米の金融不安と急激な円高。この金融不安はスペインにまで広がり、今後の情勢の不透明感が一段と増してきています。

いろいろなところで来年の時流予測を聞いていると、個人的には、おそらく来年はこの状況は更に厳しくなっていくだろうと思っています。私は、今年は大きな嵐の入口に漂っている、そんな1年だったのではないかと感じています。

私たちがこれから迎える厳しい荒波を乗り越えていくためには、今私たちが嵐のまっ只中に向かっていることを事実として認めた上で、今自分がなすべきことを考え実行するしかありません。 ただ天候の回復やいつ来るかわからない救助を待っているわけにはいかないのです。

この状況をどう乗り切っていくか。守りを固めて、体を丸めて嵐が過ぎ去るのをじっと待っていればいいのでしょうか? 私はそれでは乗り切るのは難しいと感じています。確かに守りは大事ですが、こういう時期こそもう一方で攻めの姿勢を持たなければいけないと思います。

発想を変え、周りとは逆のことをしてみたり、新しいマーケットを開拓したり。とにかく積極的に動くことが必要だと思うのです。

冒頭にも触れましたが、これから忘年会の時期になります。今年は、1年の嫌なことを忘れるという「忘年会」ではなくて、新たな年の発展・成長を決意する「望年会」にしませんか。

 

株式会社LR小川会計 代表取締役社長 小川 泰延

 


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