マンション経営とキャッシュフロー②

第260回 財産承継研究会

マンション経営とキャッシュフロー②

講師
株式会社LR小川会計 渡部 寛二

前回は事業計画書の見方とキャッシュフローが悪化する要因について説明しました。

今回はキャッシュフローの改善策についてです。

収入を増やし支出を減らせば所得は増えますが、年数が経ち古くなってきた物件はなかなか容易には行かないものです。賃料をできるだけ下げずに、入居率を上げるためにはやはり少しお金をかけてメンテナンスをしたり、思い切ったリノベーション(転用等)をする必要が出てきます。

また借入金は、もし返済できる余裕があれば返済してしまうのもひとつです。

遊休資産を活用するとしたら、戸建需要なのか賃貸需要なのか見極め、戸建向きの土地は思い切って売却し、駅近の物件に買い換えてみる等、それぞれの資産を活かした組み換えも有効的です。

財産管理法人を利用するとしたら、個人名義の収益物件を法人に移転することで、法人は収入が増え、個人は資産及び所得が減り相続対策にもつながります。配偶者・子供を役員とし、法人から給与を出すことで所得を分散していくことができます。給与所得控除も使えるので税金面でもプラス。

対策をお考えの方は是非事前にご相談下さい。

 

♥ 次回の財産承継研究会の開催日 ♥

2010年7月23日(金) 18時30分~20時30分

☎044-811-1211(渡部・駒まで)

お申し込みは こちら

 


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