親子で挑戦! おこづかいゲーム開催報告

8月の暑い中、フィオーレの森にあるファイナンシャル・プランナーの相談室において、『おこづかいゲーム』が開催されました。

No115_11445886『おこづかいゲーム』とは、子供たちの金銭感覚の芽を育くもうというNPO法人マネー・スプラウトが作ったボードゲームで、ファイナンシャル・プランナーがインストラクターとなり、おこづかいをやりくりしながら、「お金の大切さ、ニーズ〔必要な物〕とウォンツ〔欲しい物〕、銀行の役割、ローンについて、お金では買えない物」などについて学ぼうというゲームです。

ルールは簡単。すごろくと同じように、サイコロを振りながら、駒を進めていきます。途中、おこづかいを定期的に貰いながら、カード引いていきます。

◆ニーズカードの場合は、必ず買う。
◆ウォンツカードの場合は、欲しければ買ってもいい。
◆チャンスカードには、様々な出来事によるおこづかいの増減や、お手伝いや思いやりによるハッピーポイント、普段のエコな取り組みを評価するエコポイントなどがある。

そして、最後に集計をし、残高とポイントを合わせ競います。

第1ゲームは、4~6年生4名によるゲーム会となりました。

銀行に預ける前にお財布を落としたり、お金がないのにニーズが出てローンを借りる羽目になったり、動きの激しい展開となりましたが、銀行の役割やローンの役割と怖さについても話すことができました。

第2ゲームは、2年生2名によるゲーム会でした。ニーズばかりでお金が減ってしまい、ウォンツが買えずベソをかく場面もありましたが、落とした財布が見つかると途端に元気になり、最後は笑顔で終わる事ができました。

普段から定期的におこづかいを貰いおこづかい帳をつけている子は、お金の数え方や記帳の仕方が早く、また決断も早かったように感じました。やはり日常の積み重ねが必要なのでしょう。エコへ取り組む意識も高く、無駄をなくし家計の節約をするだけではなく、物を最後まで大切に使いきる様子が見て取れました。親からのお金に関する情報・買物の仕方などが、子供に与える影響は大きいと感じました。

お金のやりくりも、練習しなければ上手にはなりません。知識も経験もないままにいきなりお金を手にしても、上手にやりくりできないばかりか、安易なカードやローンの利用で身を滅ぼすこともあります。ぜひ、おこづかいには、欲しい物を買うためだけではなく、必要な物も含めて、やりくりさせてください。

このおこづかいゲームでは、幼稚園児ならお買物ごっこで「お金の大切さ」を、小学生低学年なら「買う場所や時期による物の値段の違い」、高学年では「銀行の役割やローンについて」など、年齢に応じて無理なく理解できます。もちろん大人でも楽しめます。自分のお金の遣い方を省みる事ができるのでは…?大事な事は、お金についても親子(家庭)でよく話し合う事です! ぜひ体験してください。

ファイナンシャルプランナーの相談室

 


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