Afterコロナ・Withコロナ

新型コロナウイルス感染症により命を落とされた方々には心よりお悔やみを申し上げます。また、罹病された方々には心よりお見舞いを申し上げます。そして、命がけで感染者への医療提供、感染対策にご尽力されている多くの皆様に心より感謝申し上げます。

【アフターコロナ】

5月18日現在、多くの県で緊急事態宣言が解除され、「収束」が感じられ始めてきました。この3カ月間、経済活動が止まり、その疲弊度合いは日を追うごとに増しており、経済での収束については全くゴールが見えておりません。

【楽観的観測】

感染拡大については、「すぐに収まる」「感染しない」「感染したとしても命を落とすことは無い」など、根拠の無い観測と期待で活動を続けたことにより、ウイルスは3カ月間で全世界に広まりました。

人類の起源はアフリカといわれており、世界に広まるまでに5万年の歳月が必要だった事と比べると、わずかな期間で人を媒介とし、テクノロジーを利用して地球全土に広がったウイルスに脅威を感じます。ただそれは、あくまで人を媒介として可能となった技であり、楽観的観測をした人が判断を誤らなければ成し遂げられなかった事です。

経済においては、全く予断を許せない状況が続いており、これから更に悪化するという予測もあり、十分な備えを持って経営を続けて頂きたいと思います。

【ウィズコロナ】

ウイルスを完全に死滅させる事は不可能なため、以後は上手に付き合っていく方法を模索するほか手段がありません。いったん収束したとしても、数カ月後、この事態が再来すると考えておく方が堅明ではないでしょうか。

【正しい判断基準】

経営において正しい判断基準を持つという事は、日々正しい会計を行っておく事以外、実態を把握する方法はありません。今回の政府施策により融資を受ける意思決定をされた経営者は多くいらっしゃるかと思います。返済への道筋は正しい会計から作成する計画が必要となります。堅明な計画策定で、この危機を脱する道筋を描いて頂きたいと思います。

弊社では、その支援をさせて頂きたいと考えており、金融機関が利用する与信データシステムで、客観的な財務計画作成の支援をご提供いたします。ご興味がございましたら担当者にお声がけ下さい。