安定資産“金”の魅力

安定資産

金は昔から、不安定な時代になるほど投資が活発に行われ、【有事の金】と言われています。倒産すると紙切れになってしまう株式に比べ、金は希少な金属としての実物があるため、価値がゼロになることはないと言えるでしょう。今回はそんな金について掘り下げていきます。

★金の採掘量はプール4杯分

金が安定した資産として重宝されるのは、その希少性の高さからです。これまでに採掘された金の総量は約18万トンほどで、これは、国際基準プール4杯分に当たります。そして現在地球に埋蔵されている金は約5万トンと考えられており、近い将来、金は地上にある在庫を再利用するほかなくなると言われています。

★金の価格は上昇傾向

新型コロナウイルスの影響で世界の経済後退が懸念される中、安全資産として金の人気が一段と高くなってきており、2020年4月13日には1グラム6513円を付け、40年ぶりの最高値更新となりました。また、各社が出している金の価格推移を長期的に見てみると、上昇傾向となっていることがわかります。

★純金積立のメリット・デメリット

純金積立

希少価値の高い金ですが、小額から金の購入ができる、【純金積立】という投資方法があります。

純金積立は、毎月一定額の資金を積立てて金を購入する投資方法です。メリットとしては、小額で手軽に始められる点と、金の価格が高い時には少なく、安い時には多く購入することで、平均購入価格を平準化できるドルコスト平均法の効果を得ることができる点が挙げられます。

デメリットとしては、預金や、株のように利息・配当がつかない点や、手数料などの費用が、割高になるケースもある点です。金の売却価格が、手数料を含めた投資金額を下回る会社もあるので事前に検討する必要があります。

2020年は世界中の経済が不安定な年になると予測されます。大切な財産を守る対策の一つとして金投資について考えてみてはいかがでしょうか。

 

 


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