「住宅ローン控除」とは?

1 「住宅ローン控除」とは、正しい制度名を「住宅借入金等特別控除」といいます

住宅ローンなどを利用して住宅を購入したり、新築又は増改築工事をした場合一定の条件を満たせば所得税と住民税から控除を受けることが出来る制度です。【図①】

 

2 住民税からの控除上限額

各年の控除額がその年度の所得税を控除しても引ききれない額がある場合(所得税よりも算出した住宅ローン控除額が上回る場合は、その超えた分について住民税から控除される事になっています)。【図②】

※住民税の控除額…課税総所得金額の7%(1365万円を限度とする)。

3 注意したいこと

「住宅ローン控除」とは以上のような制度となっていますが、控除を受けるには居住した1年目の所得税については、翌年確定申告をしなければなりません。
サラリーマンの方であれば、次の年度以降は会社に「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」を提出する事によって年末調整で所得税から控除されることになります。住宅ローンで住宅を購入したり増改築した場合は、この制度を利用し申告する事でローン負担が軽減されるので忘れず申告するようにしましょう。

住宅ローン控除

 


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