債務超過に陥らないために
♠︎債務超過とは
負債の総額が資産の総額を上回り、貸借対照表の純資産がマイナスになっている状態です。
全ての資産を売却しても、債務を返済しきれない状況というわけです。
債務超過である状態は非常に危険です。
債務超過に陥ったからといって即倒産というわけではありませんが、倒産のリスクは非常に高いといえます。
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金融機関の評価は
債務超過の会社への融資は非常に難しくなります。
前述のように全ての資産を売却しても、債務を返済しきれない状況にあるわけですから、貸したお金が返ってこない可能性が非常に高いわけです。そのような会社に誰もお金を貸したくはないと思うのが当然でしょう。
しかしながら、債務超過だからといって絶対に融資を受けられないかというとそんなこともありません。
債務超過が一時的なものであるとか、返済能力が見込めると判断されれば融資を受けられる場合もあります。
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債務超過に陥らないために
経営を行っていく上で、やはり債務超過の状態は避けなければなりませんし、債務超過に陥ってしまった場合は、それを解消し健全な財務状況にすべきです。
債務超過を解消する方法として、増資やDES(債務の株式化)といった手法も有効であるケースもあるとは思いますが、まずはやはり利益を積み上げていく事こそが地道ではありますが最重要なことです。
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債務超過に陥らないために、債務超過を解消できるように、慢性化した赤字体質の経営を抜本的に見直し、利益を生み出す黒字体質の会社にしていくことが極めて重要です。
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