心の冷蔵庫

倫理経営冷蔵庫は日常生活においては毎日毎日使う無くてはならないものである。私の家の冷蔵庫もそうであるがいつの間にか賞味期限切れのものや開封したままのものが奥に入っていたり、同じものが奥に詰まっていたのに気が付かないで買い足したりしている。

人の心も似たようなもので赤ん坊の時のピュアで無心な心が物心がつき成長するにつれて変わってくる。

一瞬として同じ状態ではなく絶えず動き、揺れているものである。

経営者としての人生に成功すればするほど成功体験がつもり重なっていつの間にか人の意見を聞く素直さがなくなっていく。

私が倫理法人会に入って感じたことは倫理法人会は経営の理論や手法を学ぶ場ではないが、易不易の不易、人として、経営者として変わらないものを身に付ける、あるいは、人として経営者としてどうあるべきかを気付かせてくれる道場である。という事である。

心の冷蔵庫松下幸之助氏がいう「素直」な心を学ぶ、「目が覚めたらすぐ起きる」「気付いたらすぐする」「素直に「ハイ」という」等などをモーニングセミナーにおける講話や体験談を通じて具体的に実践することを身に付ける場である。

この「場」を宮崎美枝子氏は講話の中で「心の冷蔵庫」を掃除する場である、と云われたのが印象的であった。

 

小川 湧三


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