「現状維持」と「現状打破」

社長皆さま、明けましておめでとうございます。

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先日、ふとお邪魔したところで、「現状維持」と「現状打破」という話を耳にしました。

退席した後で聞いたお話しを振り返りながら、自分なりに思いついたことがありましたので、年頭のこの場をお借りして(自分の頭の中の整理も兼ねて)アウトプットしてみたいと思います。

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私が思いついたことは、行動と行動によって得られる成果(結果)の場面に分けて「現状維持」と「現状打破」を考えてみるということです。

例えば、成果(結果)において「現状打破」を求める場合、一般的には結果に向けられた行動は今までと同じ(「現状維持」)ではなく「現状打破」であることが必要となるでしょう。

では、「現状維持」の成果(結果)を得ようとした場合、そこに向かう行動は「現状維持」でいいでしょうか?

否。行動が現状維持ならば、普通は成果(結果)は「現状維持」にはなりません。

なぜなら、自分をとりまく環境(これは「条件」ですね)は刻一刻と変化しているからです。

一定の条件下で一定の行動をすると一定の成果が得られます。

もし、条件が変わったら、同じ行動をした(「現状維持」)としても、同じ結果は得られる訳がないのです。

仮に、同じ結果を得ようとするなら、条件に合わせて(適応して)、行動を変えなければならないのです(行動は「現状打破」である必要があるのです)。

何回か過去にも書いたと思いますが、変わらない(行動の「現状維持」)でいることは、自分を取り巻く環境(「条件」)が刻一刻と変化している以上、相対的に周りから遅れていくことを意味しているのです。

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一つ一つの行動の「現状打破」はさほど難しいことではないそうです。ただその積み重ねが大きな結果の「現状打破」となって現れるのです。

今年は大きな「現状打破」という成果を得るために、小さな行動の「現状打破」を積み重ねていきませんか。

 

株式会社LR小川会計
代表取締役 小川 泰延

 


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