我流

倫理経営やぶにらみ2月のはじめ家内と二人 でスキーに行ってきた。

何十年も我流で滑っていて、怪我でもしたら困ると思い十年以上もスキーをやめていたのだが、スキーを再開してから4年目になる。

年齢的に無理はできないと考えインストラクターについて素直に滑るようにしたところ、毎年スキーが上達していくように感じて嬉しい限りである。

経営者は大企業の経営者であろうと、創業したばかりの経営者であろうと、事業を承継したホヤホヤの社長であろうと、その立場になった瞬間から 24 時間経営の意思決定のるつぼの中に投げ込まれ、見よう見まね、一つ一つの意思決定を重ねながら経験で経営を覚えていく。

考え方や行動のしかたがそれぞれの経験に従って身につきその人のクセ、個性となって表れてくる。成功すればするほど成功体験となってより強固な癖や個性、見方によっては「ワガママ」や「我」となって表れてくる。

倫理法人会は経営者の団体でありながら経営学や経営理論や経営テクニックを論じない不思議な経営者団体である。

会長 スキー経営者である以前に「人」であることを自覚させ、「人」としての在り様を学びながら、経営者として「ワガママ」「我流」を取り除き自らの資質を磨く、松下幸之助氏のいう「素直な心」を身に付け実践しようとする経営者のインストラクターの役目を果たしてくれる場と感じている。

小川  湧三

 


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