2016年1月開催 LR小川会計CFMGレポート

一月十三日(水)・十四日(木)の二日間、板東秀行先生を講師にお迎えしてキャッシュフローMG研修を開催しました。

参加者は、北は青森県八戸市から西は愛知県名古屋市まで総勢二十名。研修テーマは「より実践的・実務的に経営と会計を学ぶ~戦略的資金管理のポイントとは~」です。

通常のMG研修をベースに、キャッシュフローの要素が加わっています。掛で売上げたり仕入れたりするので、より現実の取引に近い形でゲームを体験することができます。

「儲かっているはずなのにお金が ない」「勘定合って銭足らず」ということが実際の経営の現場では起こります。利益が出なくても会社は継続できますが、お金が足りなくなったら即アウトです。「売掛金を回収せずにいたら取引先が倒産してしまった」「早めに回収していたらこんなことにならなかったのに…」ゲームの中で私たちは身をもって体験することになりました。キャッシュは企業経営の血液であり、動脈硬化を起こさないための資金管理が重要ということが身に染みました。

講義では板東先生の実体験に基づく経営改善のお話を伺うことができました。先生の記事はこの頁上段に連載されていますが、読むのと聴くのとでは受ける印象の強さが違います。実際の数字を見ながら数年間で劇的に改善していった様子を知ることができ、大変感銘を受けました。

MG研修が他の研修やセミナーと大きく異なるところは、「聞きっぱなしにならない」というところです。それどころか、参加者の主体的な活動が大部分を占めているといっても過言ではありません。研修中、参加者は絶えず何かをしています。話しています。書いています。考えています。教え合っています。真っ赤な顔をして苦悶していたり、大声で笑いあったり。とても活発な様子です。

また、参加者には間違える権利が保障されています。自由に試行錯誤し、失敗したり成功したりしながら、それぞれが気づき・学び・成長することができる贅沢な時間がたっぷりと用意されています。

これは他ではなかなか見られないことです。それは今回のキャッシュフローMGでも同じでした。初心者からベテランまで、全員が何かを得て持ち帰ることのできる場であったと思います。

興味の湧いた方は次回是非ご参加ください。皆さんのご参加をお待ちしております! 

 

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