易不易
小川 湧三
「易不易」は変えてはならないものと変えなければならないもの、あるいは、変わらないものと変わっていくものといわれます。
経営を取り巻く政治・経済や技術の進歩、ひいてはもろもろの社会現象は絶え間なく変化していきます。
ビジネスチャンスは川に流れる泡のように浮かんでは消え絶え間なく流れてきます。これらに対応していくために経営者は絶えず時代の流れを観察し、情報を収集していかなければなりません。
経済同友会を頂点としてビジネス交流会はじめ無数の経営者の団体が作られています。身近なところでは、異業種交流会や、同業組合、ロータリークラブやライオンズクラブなどもその一つといってよいでしょう。
これらの経営者団体は、経営者のネットワーク・情報交換を通じてビジネスチャンスをどうキャッチするか、今何をなすべきか、為さざるべきかを模索している、いわゆる「易」、すなわち変化をつかむ学習、新しい経営技術や情報の習得を目的とするものといっても過言ではありません。
しかし、人としてどうあるべきか、経営者としてどうあるべきか、人の集団としての経営の芯・中軸となるものは何か、経営者の自己革新を目指して、「不易」、人として、経営者としての基本を楽しく学習している経営者の団体があります。それが倫理法人会です。
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