神奈川ファイナンシャルプランナーズ協同組合ができました

神奈川県内のファイナンシャルプランナー(FP)の有志が集まり、神奈川ファイナンシャルプランナーズ協同組合を作りました。

FPは充実した家庭生活や社会生活、高齢化社会を送るために必要な個人の財産形成を助けるためにライフプランをベースにして資産運用をお手伝いする人たちです。エルアール小川会計グループでもファイナンシャルプランニング業務を行うためFPの資格を持つ職員が参加しています。

FPの社会的認知も3年ほど前から急速に進み、12chの「マネー天使(エンジェル)」NHKの「生活情報館」などテレビを通じてお茶の間にも徐々に浸透してきています。

経済環境・生活環境の変化

1996年橋本首相の提唱によりビッグバンが始まり、銀行、証券会社、生命保険会社の倒産が発生し、社会が急激に変化してきました。バブルの崩壊とともにデフレの長期化が続き景気対策のため低金利(ゼロ金利)政策が続いています。

このため年金財政の破綻が表面化してきました。さらにペイオフの実施が確実となり、預貯金への安全性も揺らいで高齢化社会における老後資金の確保に不安が生じてきたのです。

国民“総”投資家時代に対応するために

2001年から確定拠出年金の導入が始まります。確定拠出年金制度は自営業者や学校を卒業した新卒社員のサラリーマンまで一定金額を退職後の年金積立として自己責任で投資運用する仕組みです。言い換えれば、金額の大小、財産の多寡を問わず、国民全体がお金を投資運用する時代になるのです。

日本では、今まで高度成長に支えられ自己の資産を運用管理するという考え方はなかったも同然でした。しかし、いま、国民“総”投資家時代を迎えるにあたり、お金との付き合い方、自分の投資に対する投資適性など正しい投資知識やその背景となるライフプランを積極的に学ぶ必要がでてきました。

私たちはFPとして、分散投資や資産配分の考え方、自己責任と投資適性の認識、時間を味方にする金利の考え方や株式投資の知識、ライフプランと目標の設定など人生の様々な場面における経済的な裏付けや不安の解消をお手伝いします。

協同組合の役割

協同組合は、ファイナンシャルプランナー業務が新しい業務であること、知識領域が非常に広範に亙ること、企業・団体等に対しては個人で対応できないことなどから、個人個人の力を結束してお互いの能力を向上させ、お互いの持つ情報ネットワークを最大限に活かして業務を進めようとするものです。いわば、組合員であるファイナンシャルプランナーが「スポーク」であるなら協同組合は「ハブ」の役割を目指すものです。

LR小川会計グループでは、LR財産コンサルタンツ㈱が組合員として加入し、お客さまの新しい時代に向けてのご相談に応じられるように努めています。

“何か判らないことがあったら、取り敢えずLR小川会計グループへTELしよう”

(小川 湧三)

 


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