外国人との共生・まちづくりを考える

~賃貸管理における外国人との付き合い方~

第362回 財産承継研究会

今回の財産承継研究会では、株式会社グローバルトラストネットワークスの尾崎幸男氏と国常ロペス氏による外国人の家賃保証システムのご紹介も含め外国人入居者との付き合い方についてお話して頂きました。

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外国人が「日本に来てよかった」をカタチにグローバルトラストネットワークス以下「GTN」は外国人専門の生活総合サービスを行っています。

GTNには、社員の70%が外国籍のスタッフで、日本語を含めて3カ国語以上話せるスタッフがいるそうです。

現在の日本の市場には、外国人労働者が165万人ほどでアジアでは若者の就職難が深刻な問題となっております。日本は、少子高齢化により労働者不足が深刻です。一方でアジアは、仕事が無く若者の就職難に陥っているそうです。アジアの若者は、日本の労働者不足を助けてくれる存在となっていてこれからも外国人は増えていくと思われます。

外国人の労働者が増えるにあたって問題とされているのが、外国人の住宅事情です。断られてしまう理由としては、言葉が通じない、生活のルールの違いや保証会社の審査が下りない、ひどい状態での退去や家賃を滞納して帰国してしまうと督促が出来ないなど日本の審査は厳格になっているので入居前のハードルが高く断られてしまうそうです。

日本では契約書類や、収入情報の提供など賃貸契約は、複雑になっています。また、初期費用のひとつである礼金は日本独特で外国人には理解され難いそうです。外国人が契約できるようGTNは、様々な多言語で対応しオーナー様とのコミュニケーションをサポートしたり、日本に初めて来る方や、未成年の方にも審査時に日本のルールの説明などのサポートを行っています。

今お持ちの物件に外国人の入居者を募集する場合には、不動産会社にGTNのサービスを受けたいと伝えると、サービスを受けることができるそうです。
このサービスを受ける事により外国人を受け入れやすくなるのではないでしょうか。

♥ 次回の財産承継研究会の開催日 ♥

2020年5月–日(金) 16時00分~18時00分

☎044-811-1211(石井・駒まで)

お申し込みは こちら

 

 

 

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