「選択と集中」

社長

皆さんも「選択と集中」という言葉を政策の決定や企業の経営戦略・戦術決定の場面などで耳にされることがあるのではないでしょうか?

❖❖❖❖❖❖❖❖

「選択」とは文字通り「選ぶ」ということです。

複数あるもの(例えば、分野・領域や手段など)の中から特定のものを対象として選ぶわけです。

前にも同じようなことを書いていると思いますが、これは裏を返せば、それ以外のものを対象から外すということです。

そして、対象として選んだものに注力する。

これが「集中」ということです。

❖❖❖❖❖❖❖❖

お金・人材といった経営資源、そして時間。

これらは無限にあるわけではなく限りがあり、全てのことにつぎ込むことはできません。

ですから、その時々に応じて注力すべき対象を「選択」して、それに注力(「集中」)することが必要になります。

❖❖❖❖❖❖❖❖

ただ、気をつけなければいけないことは、対象として何を選択するのかということです。

つい目先の果実に飛びつきがちですが、根っこ(基礎)となる部分を対象から外してしまってはいけないと思うのです。

「選択」するということは先ほども述べた通り、選ばなかったものを対象から外す、乱暴な言い方をすれば「捨てる」ということです。

いくら果実に手をかけたとしても、根っこへの水やりを止めてしまったら樹そのものが立ち枯れ、果実も実らないのです。

❖❖❖❖❖❖❖❖

(眠りに落ちるために枕元に積んである)ある本を読んでいて、そんなことを考えました。

その本には選択の対象を間違って土台の部分を弱らせてしまったために、その分野自体が弱体化してしまったことが書かれていました。

❖❖❖❖❖❖❖❖

新型肺炎・インフルエンザ・花粉症…、皆さま、なお一層健康にはお気をつけてお過ごしください。

株式会社LR小川会計
代表取締役 小川 泰延

お問い合わせ

神奈川県川崎市で税理士・社会保険労務士をお探しなら

LR小川会計グループ

経営者のパートナーとして中小企業の皆さまをサポートします



「選択と集中」” に対して1件のコメントがあります。

コメントは受け付けていません。