笑顔5年

年寄りの冷や水倫理法人会は理論を学ぶ場ではなく、実践することを学ぶ。どんな良いことでも聞いただけ、読んだだけではダメで実践することがすべてである。

その実践方法の一つとして「百日実践」がある。百日間実行できたら満願成就ではないが目標達成という事である。

A氏は「脱いだ靴を揃える」実践を始めた。B氏はトイレットペーパーの三角折り(次の人が使いやすいように)をやろうと実践を始めた。A氏もB氏も4~5年かかって成就したそうである。思い立って始めたが、途中で一回でも忘れてしまうと、また、最初の1日から始める、80日過ぎてあと何日か数えられる日まで来ても何かの都合でふっと忘れてしまっても、また最初の1日から始める。そうこうして「百日実践」の満願成就できたのは始めてから4年がたっていた、というお話しであった。

C氏は百日実践ではないが、「笑顔」の実践を目標に立てて実践した。気が付いたら自分の周りに多くの人たちが集まっていて自然の笑顔になっていることに気が付いた。「作った笑顔」から「自然の笑顔」になるのに5年かかったそうである。

そんな小さなことが経営とどんな関係があるのかと思われる方も多いでしょう。よく企業は経営者の器以上にはならないといわれますが、このような実践力が経営者の人間としての器を育てるのだと思っています。

小川 湧三

 


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