目的地に至るルート

社長目的地に至るルートは何通りもあります。

例えば東京から大阪に行く場合、新幹線、在来線、飛行機、ハイウェイバス。パッと思いつくだけでもこのような交通手段があります。公共交通機関を利用せず自分で車を運転していくことも考えられます。じゃあ高速道路を使う?一般道を使う?となりますね。選択する人は多くないでしょうが、ヒッチハイクや自転車、徒歩だってあります。

経由地については無数にあると言ってもいいくらいです。

結局、交通手段と経由地の組み合わせで東京から大阪に行くルートは無数にあることになります。

私たちはこの無数にある選択肢の中から、所要時間や費用といった要素に照らしてルートを選択しているのです。

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数ある選択肢の中から一つを選ぶ過程は、(まず各判断要素について許容範囲外の選択肢を除外して、残った選択肢について)自分にとって優先度の高い要素を基準にして選択するということになります。

例えば、「所要時間」を「費用」より重視するので「新幹線のぞみ号を利用する」という選択をするのです。

この選択に正解・不正解はありません。上記の例で決定者が「所要時間」という要素を重視したという「価値判断」の結果なのです。

そして、実は判断要素は「時間」、「金額」といった定量的なものだけではないのです。

先程の例で、「まだ乗ったことのない北陸新幹線に乗りたい」という定性的な要素が「時間」より優先されると、「北陸新幹線で金沢まで行って、そこからは特急を利用して大阪まで行く」というルート選択をすることになったりするのです。

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私たちがお客さまに提供するコンサルティング等のサービスにも全く同じことが当てはまります。

私たちの役割は、お客さまが実現したいゴールに向かって、「金額」のような定量的な基準だけでなく、日常的なコミュニケーションから汲み取ったお客さまの「気持ち」を考慮に入れた選択肢を示すことだと思っています。

 

株式会社LR小川会計
代表取締役 小川 泰延

 


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