影の応援団

年寄りの冷や水倫理経営やぶにらみ
年寄りの冷や水 第30回

バングラディッシュでテロが起きて日本人7人を含む20人殺害のニュースが流れた。3・11の生存者の方々の体験も報道されているが、一瞬の生死を分けた瞬間の話を幾度となく聞く。事件や事故において生死を分ける一瞬はどうして起きるのであろうか。

このような生死を分ける一瞬ではないが、モーニングセミナーで講話された中から救われた話を紹介しよう。

第一話、交通違反で警察官につかまってしまって「なぜこんなところで」という気持であったが、取締りの警官から免許証の期限があと数日しか残っていなかったことを告げられたこと。

第二話、ある朝いつもの時間より早く出て職場に向かった時のこと、途中の交差点の信号待ちのときにエンストを起こしてしまった。たまたますぐ後に警察車両も止まっていて、エンストの事情を知った警察官が交通整理からガソリンの手配までしてくれて朝の混雑時の危機を乗り切れた話。

お盆もし免許証の期限に気が付かないで運転して事故を起こしてしまったら、もし偶然とはいえ、エンストを起こした時に後ろに警察車両が止まっていなかったら。

これを偶然と考えるか、必然と考えるか、これを自分を見守ってくれている〝影の応援団〟(自分の先祖の人たち)が自分に危機を知らせてくれた「必然」であると感じたことを倫理体験として話をされた。

小川 湧三

 


神奈川県川崎市で税理士・社会保険労務士をお探しなら

LR小川会計グループ

経営者のパートナーとして中小企業の皆さまをサポートします


お問い合わせ