ローカルベンチマークを活用して“対話”を進めましょう!!
❖ローカルベンチマークは、企業の経営状態の把握、いわゆる「健康診断」を行うツール(道具)として、企業の経営者等や金融機関・支援機関等が、企業の状態を把握し、双方が同じ目線で対話を行うための基本的な枠組みであり、事業性評価の「入口」として活用されることが期待されるものです。
❖具体的には、「参考ツール」を活用して、「財務情報」(6つの指標※1)と「非財務情報」(4つの視点※2)に関する各データを入力することにより、企業の経営状態を把握することで経営状態の変化に早めに気付き、早期の対話や支援につなげていくものです。
(※1)6つの指標:①売上高増加率(売上持続性)②営業利益率(収益性)③労働生産性(生産性)④EBITDA有利子負債倍率(健全性)⑤営業運転資本回転期間(効率性)⑥自己資本比率(安全性)
(※2)4つの視点:①経営者への着目②関係者への着目③事業への着目④内部管理体制への着目
❖ローカルベンチマークは、単なる分析のツールではなく、企業の経営者等と金融機関、支援機関等が、〝対話〟を通じて現状や課題を理解し、個々の企業の経営改善に向けた取り組みを促すための手段となる評価手法・評価指標である。
❖今まで、個別の企業に対し、各々が個別に把握・評価を行い、それぞれの支援等を行ってきた。しかしながら、それゆえに〝すれ違い〟が生じていることが少なくない。
すれ違ったままでは、個別の企業に対する有効な改善支援を行うことはできない。
❖ローカルベンチマークを活用した〝対話〟を通じて、国、地域、金融機関、支援機関等が一体となり、個別企業の経営改善及び成長を支えていくことが必要である。
まずは、「同じもん見て話をしましょう‼」それが、第一歩です。
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