キャリアアップ助成金

パート・アルバイトの正社員転換を考えていませんか
キャリアアップ助成金

新卒採用内定者数がここ数年増加傾向のいわゆる「売り手市場」にある中、人材不足を解消するため、優秀なアルバイトやパートタイマー、契約社員を正社員に転換する動きが見られます。そのような企業を支援するため、厚生労働省ではキャリアアップ助成金という制度を設け、その重要度の高さから、今年2月には支給金額も上乗せされ拡充が行われました。

〈キャリアアップ助成金とは〉

キャリアアップ助成金とは、有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者等の安定した雇用形態への転換等を目的とし、企業内でのキャリアアップ等を促進する取組を実施した事業主に対して助成金を支給する制度を言います。本助成金は次の6つのコースに分けられますが、今回は最も申請の多い正社員化コースについて紹介します。

〈正社員化コース〉

正社員化コースは、例えば有期契約労働者を正社員(無期)に転換した場合、中小企業では1人当たり60万円が支給されます。

①有期契約労働者を正社員に転換した場合 1人当たり60万円(45万円)
②有期契約労働者を無期雇用労働者に転換した場合 1人当たり30万円(22・5万円)
③無期雇用労働者を正社員に転換した場合 1人当たり30万円(22・5万円)
④有期契約労働者を多様な正社員に転換した場合 1人当たり40万円(30万円)
⑤無期雇用労働者を多様な正社員に転換した場合 1人当たり10万円(7・5万円)
⑥多様な正社員を正社員に転換した場合1人当たり20万円(15万円)

※⒈( )は中小企業以外の額
※⒉上記①~③を合わせて1年度1事業所当たり15人まで、②を実施する場合は10人まで
※⒊多様な正社員とは、いわゆる正社員(従来の正社員)に比べ、配置転換や転勤、仕事内容や勤務時間などの範囲が限定されている正社員を指します。

その他、細かな要件が設けられていますので、ご興味がありましたら人事労務サービス部までお問い合わせください。

キャリアアップ助成金

 


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