北風と太陽
ふれあい囲碁でつながるまちづくり
先日2つの小学校を訪問してふれあい囲碁をしました。
A校では子どもに指示したり注意したりする声が響きます。「話を聞きなさい!」「ふざけるのは止めなさい!」部屋はざわついていて、会がなかなか始まりません。一方B校では子どもたちに無理強いをしません。囲碁をしたい子が少しずつ集まってきて、人数が揃ったところで司会の子が会を始めました。
どちらの学校にも「囲碁なんてつまんない」「やりたくない」という子がいました。A校は全員参加だったのでその子が集団の中央に。B校は自由参加だったのでその子は他の遊びに行ってしまいました。
私はA校のやんちゃな男の子を真っ先に指名して石を囲んでもらいました。とても利発ですぐにルールを理解し、応用問題ができた上に質問まで飛び出しました。本当は囲碁がやりたかったようです。それからは人が変わったように最後まで頑張っていました。
私はいつも小さな色紙を賞状替わりに持っていきます。A校では、目立たないけど対局姿勢が良かった子に「最も姿勢が美しかったで賞」をあげました。閉会のとき、他の子どもたちの姿勢が素晴らしくなったこと!
一方、B校は自然解散だったので成績発表はせず、色紙 も使いませんでした。その代り成績表を大事そうに持って帰ってくれました。
子どもの集団を預かる人は大変です。子どもたちにとっても大変な環境でしょう。「ふれあい囲碁」という道具が少しでも役立ってくれればと願ってやみません。
お問い合わせ
㈱LR小川会計 川本 祐司
(ふれあい囲碁ネットワーク 神奈川事務局兼任)
TEL 044-811-1211(代) / FAX 044-811-1212
mail : fureaikanagawa@yahoo.co.jp
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