情報感度を高める

2月も半ばを過ぎ、私たちの仕事も確定申告真っ盛りとなっています。こんな時期ですが、お客さまへのサービス・情報の提供や自社の運営のヒントになりそうなことを探しにセミナーや講演会に出向いています。

私たちのサービスの本質的なところは情報を加工してお客さまにお届けすることですので、その「仕込み」である情報の収集は非常に大切になります。

年末から3月くらいまでは毎年税制を始めとして各種の法律の改正に関する情報が出る時期ですし、それ以外にもいろいろと興味のあるセミナー等の開催情報が入ってきます。

私はできる限り少しでも興味のあるものは出るようにしていますし、興味のありそうなスタッフや聴いておいて欲しいスタッフには、「代わりに」 あるいは「一緒に」参加してもらうようにしています。

忙しかったりすると、つい「次の機会に」と思いがちですが、おそらく「次の機会」にその話を聴いたとしても、受け取る情報量が違ってくるだろうと思っています。それは「聴いてみたい」と 思ったときがそのテーマについて自分の中での関心が高い状態であるからです。

一方で前に聴いた話と同じ話を聴くことも時々あります。前に聴いたときにはあまりピンとこなかったことが、自分でも驚くほど腑に落ちたり、また他のことと結びついて新たな視点で捉えることができたりすることもよくあります。

結局何が言いたいのかというと、情報を得るにあたっては受け手のその時々の意識や状態で得られるものがまったく違ってくるということなのです。自分に必要な情報を得るためには、自分自身がいろいろなことにアンテナを立て、情報感度を高めておくことが本当に大事だと思うのです。

自分の中で関心の高いことについては不思議と向こうから同じタイミングでいろいろと情報が入ってきますよ。

株式会社LR小川会計 代表取締役 小川 泰延

 


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