第8回財産管理法人の資産運用
第273回 財産承継研究会
講師
ＬＲパートナーズ 小川湧三
財政破綻について
日本の財政赤字による国の借金により、補わなければならない国債の発行額が税収を超えたことで、日本は今事実上の「戦後第二の経済敗戦」となっています。これから日本は一気に増税路線が加速すると思われます。
東日本大震災による復旧復興のための財政需要が重なり、財政状態は決して良くはならない世の中、どうやって自分たちの財産を守ったら良いのか？ということが、これから重要な鍵となってくるでしょう。そこで、外貨建資産が重要なポイントになってくると思います。
グローバル経済は成長している
日本の経済は、バブル崩壊後、デフレに突入し成長は止まっていました。しかし、経済は日本だけではありません。配布資料にもあるとおり、世界は24時間途切れることなく市場は開いているのです。グローバルな世界を視野に入れることが非常に大切なことになってきます。
自由主義・資本主義経済には経済的な成長要因が自動的に組み込まれており、世界規模で見ると成長していくのである。
財産を保全、守っていくには
財産を保全し、守っていくには、リスクをおそれて何もしないことでもなく、いたずらに利益を求めて投資投機に走ることでもない。価格の上下に一喜一憂するのではなく毎日コンスタントに積立て買っていくことが大切です。また、短期的にみるのではなく、長期的に見ていくことが重要です。
財政破綻が現実味を帯びている今こそ、「儲ける」というよりも自分たちの財産を「どのように守っていくか」が重要になってくるのではないでしょうか。
♥ 次回の財産承継研究会の開催日 ♥
2011年8月26日（金） 18時30分～20時30分
☎044-811-1211（石井・駒まで）
お申し込みは こちら
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