自社の強みは?

LR小川会計グループでは、お客さまの事業承継対策に取り組んでいますが、後継者がいらっしゃらない会社の事業承継のひとつの出口(解決策)として、中小企業のM&Aにも取り組んでいます。

実際にお手伝いした件数はさほどあるわけではありませんが、いくつかのM&A仲介会社と提携をして、定期的に、中小企業のM&A市場の動向や「会社を売りたい」、「会社を買いたい」という案件の情報を交換する機会を設けています。

このような情報交換をしている中で最近感じていることがあります。それは、M&Aを考えていく場合に、その会社の強みや弱みをお客さまと一緒に考え、明確な形にしていくことが、まず私たちがしなければいけないお手伝いだというこ とです。

中小企業のM&Aでは、買い手企業は、自社の弱い部分を補ってくれる他社を買うことで、自社の強みを更に発揮しようとする戦略を立てています。 逆に会社を売りたい場合は、買い手企業の弱みを補完する強みを持っていることが必要となりますし、この強みをアピールしていくことになります。

しかし実際には、経営者ご自身も把握されていない場合も結構あると思います。私たちもお客さまの経営の数字は拝見していても、その会社の強み・弱みを把握はできていないと思います。

マーケットとの関係で自社の強み・弱みを明確にしておくことは、事業を成長させるためには本来必要なことであって、M&Aの場面に限ったことではありません。私たちは今までの数字からのサポートだけでなく、一歩踏み込んで、BSC(バランススコアカード)やSWOT分析などの手法を用いた分析のお手伝いができるようにな らなければならないと感じています。

さて我が社の強みは・・・

 

株式会社LR小川会計 代表取締役社長 小川 泰延

 


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