LR小川会計グループがお客さまに提供するサービスとは何か
昨年の８月当社では、川崎市内の大学生および高校生のインターンシップの受け入れをしました。
本来インターンシップとは職業体験ということですので実際に会計データの入力作業や決算の補助などの実作業を体験してもらうというのが一般的な受け入れの仕方かもしれません。
しかし、それで学生の皆さんに、私たちが「お客さまのどういう部分のお手伝いをしているのか」、「どのようなサービスをご提供しているのか」を本当に伝えることができるのかという思いがあり、当社なりのインターンシップのプログラムを考えてみました。
結果として、当社では、この「ほっとタイムス」にも繰り返し取り上げているマネージメントゲーム（「ＭＧ」）をプログラムの中心に据えることにしました。ＭＧとは簡単に言ってしまえば経営を疑似体験するゲームです。
今回インターンシップに参加してくれた学生にはこのＭＧをやってもらいました。彼らはＭＧにおいて自らが社長になって会社を経営していきます。
そして、彼らが社長として何をしていたかを問いかけてみます。いろいろな答えが返ってきましたが、結局のところ、彼らは常に何かを決断していたということです。採用、設備投資、借り入れ、商品の価格・・・等々。
現実の会社の経営者も常にいろいろな決断をすることを迫られています。経営者の一番の仕事は会社に関わるいろいろなことを決めていくことです。
私たちのサービスの根本は、その決断・意志決定のサポートをしていくこと、すなわち、経営者に意志決定のために必要な情報や選択肢を提供すること、事務作業を代行することで経営者に意志決定をするための時間を作っていただくことだということを学生たちは理解してくれました。
私たちは、提供するサービスの中核をなす会計に関する情報についても、税務申告の基礎となることはもちろんですが、むしろ経営の意志決定のための情報としての位置づけを明確にして、これからお客さまにサービスを提供していきます。
「税務のための会計」から「経営のための会計」すなわち経営者の意志決定のための経営情報の提供ということを常に心がけて、提供するサービスをよりお客さまにとってお役に立つものにしていきます。
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