秋のMG研修会開催される(2006)
現場と直結したMG思想
今年最後のMG研修会が無事終了した。今回は講師として神奈川県在住で製造メーカー勤務の手島様にご参加いただいた。
手島様にはゲームにフル参加していただいただけではなく、ご自身の自己研鑽の道具として活用しておられる実情を熱く語っていただいた。
1時間30分にわたる語り口を再現することは困難ではあるが、概略をご紹介してMG参加者の増えることを期待したい。
MGは継続して参加しよう
手島様は今回でMG参加9年44回目だそうです。
MGは会社の仕組み・流れ(全体)、自分の位置・役割(部分、会計の本質の理解に役立ち、採算の目を養うことができる。このことを「訳が分かる」と表現しておられる。
MGに継続参加していると、どこでも通用する力がつき、社長と対等に話せるようになる。サラリーマンにとって会社は自身の向上・成長の場であることを体感できるようになる。
MGに継続参加していると、利害関係のない交流から、生きた情報、上質の知恵を得ることができる。また4つの観察眼(鷹の目、虫の目、未来の目、採算の目)を磨くことができる。
結果として一味違うV型サラリーマンとして躍進することができる。(V型サラリーマン:広い視野をもち、複数の深い専門性を身につけた理想的サラリーマン)
MGを現場に活かそう
MGはその名のとおり会社経営を徹底的にモデル化(簡素化)して、ビジネスの真髄を理解するための道具である。
最初のうちはゲームに慣れるのに苦労する。慣れるに従い次第にどうしたらたくさん売れるか、利益をあげられるか考えるようになる。
次第に戦略的思考の重要性に気づき、全員経営の輪を広げる必要性を痛感するようになる。このことを仕事場に活かしてはじめて仲間を増やすことができる。
MG観戦余話
今回のMGに先立ち、当社小川剛司常務から「城野宏の戦略三国志」上中下3巻を預かり、上巻を読んだ。以前吉川英治「三国志」を読んだことがあったので、現代ビジネスとの関わりを分かりやすく解説されていることに大変感銘を受けた。
西先生はご自身最もお気に入りとのことである。残念ながら上巻は通常手段では入手不可能となっている。中・下巻はアマゾンで入手できるので一読をお薦めする。
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