決算書に新顔登場!
決算書に新顔登場!
新たに必要となった株主資本等変動計算書
そもそも決算書ってなに?
決算書とは会社の成績表の様なもので一会計期間における会社の経営及び期末における財政状態を確認することができる書類です。
決算書の内容は「貸借対照表B/S」「損益計算書P/L」「株主資本等計算書」「個別注記表」です。
株主資本等変動計算書って?
今まで決算書に必要だった「利益処分案(損失処理案)」では、決算終了後に剰余金をどうするかについて載せていましたが、会社法の施行に伴い株式会社は株主総会等で剰余金の配当をいつでも決定できることになりました。その為今までの書類では必要な数字が分からなくなってしまったのです。
「株主資本等変動計算書」では決算後ではなく、資本金等の数値を会計期間全般で把握できるように表したものになります。
つまり、表す期間が決算後から会計期間内に変わり、「貸借対照表」の純資産の部(会社法の施行より資本の部の名称が純資産の部に変更になりました)の増減を示したものに変わったのです。
様式はさまざまですが、18年5月1日以後に終了する事業年度より新しい書類になっていますので確認してみてください。
資料出典:中小企業庁発行「中小企業の会計31問31答」
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