音大生マンションによる土地有効活用

土地有効活用による賢い税金対策②

【第1部】「音大生マンションによる土地有効活用」

住友林業㈱神奈川営業所 田中所長・望月主任
㈱ソナーレ・音大学生倶楽部 横山次長

昭和音大がH19に新百合ヶ丘に全面移転することも踏まえ、音大生マンションの成功事例と企画提案内容の説明をしていただきました。

㈱ソナーレ様は長期間安定した音大生マンション経営を可能とする入居システム(ノウハウ)を確立されており、音大生向けマンションとして入居者の満足を得られる配慮を行っており、かつ、文化的に質の高い入居者の確保、ほぼ100%の入居率という実績をお持ちです。土地活用を考えている方には、独自の集客システムが構築された音大生マンションの賃貸も非常に魅力のあるものと思われますので、是非ご検討ください。

【第2部】「土地有効活用による賢い税金対策②」

前回に引き続き、同タイトルの小冊子をテキストにして「定期借地権の一括前払賃料方式の税務上の取扱い」と「それを利用した有効活用」を中心に解説がありました。

平成17年1月7日付で国税庁は国土交通省からの照会に対し、「定期借地権の前払い地代は期間に応じて課税し、一時には課税しない」旨を回答しました。

これまでは、定期借地権を設定したときの一時金については次のようなデメリットがありました。

●権利金方式
→一時に課税され手残りが少なくなる
●保証金方式
→長期にわたり多額の債務を負う・物価の変動リスク・預かり金返済債務の評価等

今後定期借地権の普及を図るために、一定の契約に基づき賃料の前払いとして一括受給した場合は、次のような取扱いが明確にされました。
●所有者
→期間に応じた金額を収益計上
●借地人
→期間に応じた金額を費用化

これにより、今までの20%程度の保証金より多額の一時金を手にでき、土地所有者としては、相続対策・所得対策を兼ねた複合的な土地活用が期待できます。

次回財産承継研究会予定
8月12日(金)18時30分~
於・LRビル8F
社長さん 節税のコツ(ビデオ)他

 


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