新入社員を迎えて

先月号で紹介がありましたように、今年は5人の新しい社員を迎えることができました。この不況時に、リストラ旋風が吹き荒れてさらに失業者が増加することが予想されるときに新規に採用することについては、いろいろお客さまにご意見があろうかと思います。

当事務所の財産はお客さまの信用であり、その信用に応えるのは有能な人材です。時代は時事刻々変化しています。絶えず新しい感覚を持った人材が必要です。このような方針のもとに昭和50年頃から定期的な採用を始めすでに20年になりました。最初の頃は新旧社員のゼネレーションギャップのためになかなか定着できませんでしたが、今年でほぼ定期採用社員体制に移行できることになりました。

税理士事務所における新卒定期採用のメリット・デメリットについて意見が分かれておりますが、今までの経験からメリットが多くあります。一番のメリットは説明会における当事務所の方針を理解し、社員自ら多数訪問し比較検討した中から当事務所を選んで来てくれていることです。二番目のメリットは、その時の最新の動向に対応できる潜在的能力、すなわち変化対応力を持っていることです。三番目は事務所内に新鮮な息吹をもたらしてくれることです。入社選考にあたっては、①人柄を第一に②仕事への取り組みの姿勢③チームワーク④専門性への志向等を中心にレポート、面接しおよそ応募人員の3-5%の社員を採用してきました。

所長である私をはじめ幹部社員は、お客さまの信頼に応えると同時に新入社員の期待に応えるられるよう「成長力ある企業を目指そう」を合い言葉に新鮮で、溌剌とした事務所にしたいと考えております。

お客さま各位におかれましては、行き届かない点も多々あることと思いますが、そのようなときには厳しいご叱正をいただきながらも、社員の成長を見守っていただきたくお願いいたします。

(小川 湧三)

 


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