相続税額はどれくらい?

前号までの相続税のコーナーでは相続税額の計算方法やその内容について述べさせて頂きました。今月は相続税額早見表を使って相続税額がどれくらいかかるかを確認していきます。

相続税額早見表は、縦軸に課税価格、横軸に法定相続人関係となっています。

例えば、課税価格が2億円で法定相続人が配偶者と子供2人の場合には、相続税額は1350万円になります。この相続税額は配偶者が課税価格の2分の1(この場合は1億円)取得して、配偶者の税額軽減を受けた後の金額です。従って、この1350万円は、子供2人が1億円取得して納税する金額となります。

〈注〉
⒈課税価格とは、遺産総額から小規模宅地等の特例減額後、借入金などの債務や葬式費用を控除した後の金額です。
⒉ 法定相続分で遺産を分割したものとして税額を計算しています。

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このように相続税額早見表は、課税価格と法定相続人の数を当てはめることで、複雑な計算をしなくても相続税額の概算を知ることができます。

 


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