平成20年4月MG研修報告
4月開催MG研修レポート・講義記録
山崎進さまに感謝
平成20年度の小川会計MGは山﨑進さま(自称山ちゃん)のご参加で始まった。年間4回開催されるMGは、毎回いくつかの感動を残しながら2日間を終え、参加者全員がそれぞれ現実の仕事の世界に戻られる。今回は山崎さまに感謝をこめて研修参加報告させていただく。
山崎さまは、当社社長小川泰延から懇親会場で小川会計MGへゲスト参加を依頼した折、お酒の勢いで引き受けてしまったと謙遜して語っておられた。
ゲストの方は他の参加者と同様に、ゲームに参加して腕を競っていただく慣わしになっている。成績はダントツの方もいれば、控えめな方もいる。大きな違いはゲームに参加する意気込みである。
山崎さまは残念ながら今回は初日で帰られたが、ゲームへの意気込み、ゲーム中の言葉は卓を囲んだ方々に強烈なインパクトを残していかれた。
◆MGを続けるわけ
山崎さまは永らくMGを継続しておられるわけを次の通り説明されている。
①MG研修会は心の広い同僚の集まりである。
MG参加者には心の広い方々が大勢いる。ベテランが早々と決算を終え一服しているとき、西先生が悪戦苦闘している初心者グループの皆様に「あなた方のためにゲームをやっているのだからがんばりましょう」とお声を掛けておられた。
②MGの仲間は親切である。
MGの仲間は質問に親切に応えてくれる。自分が知っていることは包み隠さず教えてくれるし、自分で知らないことは答えられる仲間を紹介する。紹介された仲間は懇切丁寧に教えてくれる。
◆MGで学んだこと
①リスクカードはチャンスと思って引くべし。
確かにリスクカードは会社に災難をもたらす。しかしリスクカードはチャンスももたらす。ならばチャンスと思って引いたほうがよい。ゴルフでも、会社経営でも思い込んだとおりになる。悪いほうに思い込んだときは、現実もそのとおりになってしまう。これは初MGの方が、筆者の隣で何度も繰り返して口にしていた言葉である。
②MGでは人前で話す訓練ができた。
③MGはまずはやってみる姿勢が大切である。
④MGは人の心理を読み取る訓練になる。
⑤MGは経営上の重大な意思決定に役立てることができた。
・1社からの受注で売上の大半を占める危険性を察知できた。
・会社の「赤字」は100パーセント社長の責任、「黒字」は100パーセント社員のおかげとの思いに至った。
◆「山ちゃん」に会いたくて来た
今回は山崎さまをご存知の方が人望に惹かれて多数参加された。山崎さまに会いたくて、あるいはお話を聴きたくて参加された。このような現象は久しぶりの体験だ。ご自身のお言葉、行動の一つ一つが周囲に暖かな雰囲気を醸成しているからである。
山崎さまは周囲を鋭く観察している。したがって氏からは適切なアドバイスをいただくことが出来る。若者には夢を語りかけ、元気をいただける。山崎さまは人を信じる。実力を存分に発揮する環境づくりの名人である。
主催者としては参加者の皆様に誇れるMG研修会功労者として熱く感謝申し上げる次第である。
ゲーム総括
◆暖かい雰囲気
今回はお客さまが21名と定員36名の過半数を超えた。初心者が半数を占めたので、ゲームは静かに進行していた。決算で遅れ気味の方はベテランから暖かいサポートを受けていた。決算が終わらない屈辱感を味わう参加者も少なかった。
この雰囲気は、初心者を暖かく迎える要素として大切にしてゆきたい。全国各地のMGファンが多数参集していただけることになるし、何よりも当社のお客さまに安心して参加を呼びかけることができる。
◆計数力の1位はお客さまだった
当社のMGは係数力が強いとの評価をいただいてきた。全体としては依然として係数力が強いことに変わりはないものの、株式会社リバーストンの中野将忠様が第2期から5期まで連続して1位を獲得した。お客さまの数が多くなったとはいえ、驚くべき出来事である。当社の参加者は潔くチャレンジ精神を発揮して、首位奪還を目指してほしい。
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