経営者とは

「経営者とは、一歩先を照らし、二歩先を語り、三歩先を見つめるものだ」
この言葉は、「ホンダ」の創業者、本田宗一郎氏の名参謀と称せられた藤澤武夫氏の言葉です。心に響いた名言として、紹介したいと思います。

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一般的に経営者であれば、3年先10年先を見据え、会社の基盤を整えていくことが重要な仕事であることは言うまでもありません。なかには、数十年先、百年先を考えている経営者の方もいるようです。

一方、現場で働いている人たちは、「納品が間にあうか心配」「工期が遅れ気味」など、目先の仕事に追われ3年先どころか、今日の仕事の方がずっと気になり、先の話をされてもピンとこない、これが現実だと思うのです。

現場で今起きている問題に耳を傾け、現場目線で今の話を聞き、言葉を交わす、この会話の繰り返しが信頼を厚くし、経営の見方も現場感のあるものに変わっていくのではないでしょうか。

経営者目線に縛られず、現場目線で物事を見ることも忘れてはならない大切なことだと思うのです。

これが「一歩先を照らす」ということだと思います。

経営者が今日のこと、明日のことにきちんと目を向けてくれている。そう感じることで、目の前の不安が軽減され、初めて数年先のことを考える余裕がでてくるのではないでしょうか。まずは、「一歩先を照らす」それができたら「二歩先を語る」わけです。

そして数年後の会社の計画を社員に語って会社の将来を一緒に考えていく。それが、「三歩先を見つめる」ということだと思います。

物を動かすには、手を添えなければなりません。まして人を動かすには心を添えなければならないわけです。

以前、ある経営者の方に会計事務所にどんなことを望みますか。との問いかけに、「情報がほしい」と言われたことがあります。

私たちは、お客さまの事業の繁栄を何よりも願い情報発信に努めていくのが仕事、そのためには、一歩手前からお客さまの立場に立って四歩の歩幅を用意し、より良いご提案に努めて参りたいと思っております。

税理士法人LRパートナーズ
代表社員 所長 小関 和夫

 



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