就任挨拶

この度、2月より所長代理として入社いたしました小関でございます。微力ながら約42年の税務経験を生かし、皆様のお役に立てる会計事務所として、ご期待に添えるよう全力で努めてまいる所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

就任にあたりまして、簡単ではありますが自己紹介をさせていただきます。

生まれは福島市飯坂町という通称、飯坂温泉と呼ばれている田舎の温泉町で生まれ育ち、高校卒業と同時に上京し税務の世界に就職いたしました。

主な職歴としましては、昨年7月まで税務職員として、署では署長を2署ほど経験させていただき、その他資産税事務を中心に国税局や国税不服審判所の勤務など大変貴重な経験をさせていただきました。

中でも想い出に残る出来事は、初めて署長に就任した際、地元の関係民間団体の皆様と連携を深め、次代を担う児童や生徒を対象に租税教室の開催や絵はがきや標語の募集、さらには一日税務署長の開催など、納税道義の高揚策を推進し局から表彰されたことです。

二度目の署長の際には、新型コロナウイルス感染症の影響により各種行事が中止となる中、確定申告期限の一カ月の延長、さらには3密回避のため庁舎への入場を制限するなど、はじめて尽くしの年となりました。しかし全職員が一丸となって情報を共有し知恵を出し合い、また納税者の皆様のご理解ご協力を得ながら、署内の感染者を一人も出さず、確定申告期を無事に乗り越えることができました。感謝の言葉に尽きます。まさに「組織は人なり」の格言を改めて実感した一年ともなりました。

新型コロナウイルスの猛威は未だとどまることを知りません。しかし未曾有の局面においても、会計事務所の役割として、お客さまへの情報発信をはじめ、幅広い多様なサービスの出発点であることに変わりはないと思っております。「変わらずにいるためには変化し続けねばならない」ことを肝に銘じ、お客さまのニーズを的確に把握し安心と信頼をお届けできますよう務めて参る所存でございます。

結びに、一日も早い新型コロナウイルス感染症の収束と皆様のご健勝を心から祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。

税理士法人ＬＲパートナーズ
代表社員　所長代理　小関和夫