奇跡の夢ノート

夢ノート

みなさんは、2021年を振り返ったときにどのようなことを思い出しますか?私は、急性リンパ性白血病からの回復を果たし、コロナ禍のなかで開催された東京オリンピックに出場した池江璃花子選手のことを思い出します。池江選手が白血病になったことを知ったときに「オリンピックの出場を諦めないとのことだけれど、かなり厳しいんじゃないかな?奇跡が起こってほしいけれど…」と思ったので、驚きました。

そして、そんな池江選手のことを調べているうちに、同じく困難な状況からオリンピック出場を果たした石黒由美子さんの著書『奇跡の夢ノート』という本と出会いました。今回はこの本から「夢ノート」について紹介します。

石黒さんは、小学2年生のときに交通事故に遭い、顔面粉砕骨折、眼球打撲、網膜剥離、手脚の骨折。顔だけで540針も縫う大手術を受けましたが、24歳の時にシンクロナイズドスイミングの日本代表として、北京オリンピックに出場できた背景に「夢ノート」があったと述べています。

「夢ノート」の特徴としては、①夢や目標をノートに手書きで書く。日記ではないので、過去のことは一切書かない②叶った内容は赤線で消し、「ありがとうございました」と書き添える③誰かが自分のために何かをしてほしいという願望は書かない(Aさんが私にいじわるをしなくなるではなく、Aさんの良いところをいっぱい見つけるとする)などがあります。

私はこのことを知り、「会社全体の取り組みとして、夢ノートのような取り組みができたら、業務改善に繋がるかもしれない」と思いました。

例えば、①夢や目標を手書きしたものを共有し、本人のモチベーションを高め、それを応援する雰囲気づくりをする。②それぞれの良いところを見つけて、伝え合う時間を作る③不得意だと思っていることを共有し、それを補い合う方法を考える時間を作るなどです。

今後も、夢や目標を書くことについて調べてみたいです。

 

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